第13回四国交流フォーラムin愛媛参加(グループホームさくら)

 愛媛県で開催された四国交流フォーラムに出席しました。
午前に行われた実践発表は、「仕事にやりがいを感じたこと」をメインテーマとして、徳島県からは、「グループホームひなたぼっこ」による発表があり、「介護職としてやりがい、いきがい」と題して製造業から介護職へ転職をした職員に焦点をあて、介護は単純作業でなく喜怒哀楽のある人相手の仕事であるため難しい仕事であるが、その人の思いを叶えたりすることで感謝され、充実感・達成感・やりがいのある仕事であるとの言葉に共感できるものがありました。

午後からの講演では、認知症介護研究・研修仙台センター長・加藤伸司先生が「認知症ケアの専門性」と題して、認知症の人の内的世界を理解し、その世界の中で安心できるような対応や認知症の進行に応じた対応の必要性と、認知症ケアの専門性(生活支援に必要な専門知識と態度)について述べられ、認知症の人の感じている気持ちを私たちが勝手に解釈し、誤ってしまうと、その人らしさや可能性が損なわれてしまう。認知症になった「今」その人が望む事を考えることが大切であるとのお話がありました。
また、パーソンセンタードケアは家族やケアスタッフの犠牲の上に成り立つものではない。認知症の人だけでなく介護する家族やケアスタッフもその人らしさを発揮できることが大切とのお話を伺い、今までの考え方を見直す機会になりました。

閉会の辞にて、来年の四国交流フォーラムが徳島県で開催されることが告知されました。

今回学んだことを活かして、グループホームさくらがより良い施設になるよう取り組んで行きたいと思います。

2017年11月25日