新緑の候、すがすがしい季節となりましたが、新型コロナウィルス感染症の蔓延が続き、爽やかといえない毎日です。みなさまに於かれましても我慢の日々が続き心身とも疲弊されているものとお察し申し上げます。当院でもご利用のみなさま及びご家族のみなさまにご不便をおかけしており、時節柄とは言え大変申し訳なく感じているところです。この様な時期ではありますが、当院では今春新任医師をお迎えすることとなりましたので、この場をお借りしてご報告申し上げます。
新任医師、高橋裕兒(たかはし ゆうじ)先生は、平成4年に徳島大学医学部をご卒業され、以後四国四県の基幹病院で外科医としての研鑽を積まれました。外科医の最前線でご活躍された後に、慢性期医療の現場でも経験を積み、訪問診療等にも従事されております。この度幸運にもご縁を頂き当院に赴任して頂く運びとなりました。当院並びに関連施設にとりまして、高橋先生にお力添えを頂けることは非常に心強く、この度のご縁を大変うれしく思っております。我々としましては、高橋先生に存分にお力を発揮して頂き、今後更によりよい医療介護サービスを提供して参りたいと考えております。どうか今後とも医療法人一洋会グループをよろしくお願い申し上げます。
医療法人一洋会 社会福祉法人光風会 理事長 武久 良史
高橋先生よりごあいさつ
みなさま、はじめまして。
わたくし、高橋裕兒(たかはしゆうじ)は1992年(平成4年)徳島大学医学部卒業後、第2外科学教室入局以来、武久良史先生とのご縁が生じた関係から、先生の懇ろなはからいにより本年4月1日、介護老人保健施設・さくらの郷付きの医師として着任いたしました。
ご承知のとおり、現今、誰もがかつて予想だにしなかった(新型)コロナウイルス感染症猖獗蔓延という災禍がもたらされ、まったく出口の見えない混迷の真只中にあります。
従来、ふつうに、なんなく行い得ていたことさえ実行することがきわめて困難という、混沌とした、不確実な状況下での医療運営を強いられています。
いまは、ひたすら耐え忍び、コロナの嵐が過ぎ去るのをじっと待つしかないのでしょうが、このような現実の下でも医療の停滞はなんとしても避けたいところです。
スタッフの方々の貴重なお力添えをいただき、微力ながら、各施設入所者さま、ならびに地域のみなさま方の健康維持・増進実が実現されるよう努めてまいりたいと思います。今後とも、なにとぞよろしくお願い申し上げます。